第98回江戸東京歴史散歩の会 新春恒例「深川七福神巡り」

2023年1月7日

活動日  令和5年1月7日(土)  天候 快晴
時間   午後1時~午後4時
実施場所 地下鉄門前仲町駅~富岡八幡宮~冬木弁天堂~心行寺~
     円珠院~龍光院~深川稲荷神社~深川神明宮
参加者数 会員15名、非会員0名、合計15名 (男性10名、女性5名)


第98回深川七福神富岡八幡宮2_2


 イベント実施日の3日前のウエザーニュースでは当日は雨との予想。今年も中止かなと心配し、参加予定者の電話番号も用意しましたが、それらは全く無用で3年ぶりに、風もなく、雲一つない青空の下、温暖で穏やかな散策となりました。

 集合場所の富岡八幡宮は、土曜日ということもあり、新年のお参りされる方も多く、また境内には屋台も出て賑わいをみせていました。鳥居の近くで参加者の点呼を行い、前に協会の旗を、後ろに江戸東京歴史散歩の会の旗を掲げ、午後1時にスタートしました。

 まず、富岡八幡宮に向かって右側にある池のあたりを散策し、恵比須神が祀ってある恵比須宮でお賽銭を奉納し手を合わせました。次に、冬木弁天堂に向かいました。ここには、財宝を施す福の神として信仰されている弁財天が安置されています。次は、福禄寿が安置されている心行寺に向かいました。福禄寿は長寿をつかさどる人望福徳の福神です。四番目は、大黒天が安置されている円珠院です。大黒天信仰には二つの流れがあり、一つは、多くの神社に祀られている大黒天を大国主命とする流れともうひとつは、多くの寺院に祀られているインド名をマハカーラという仏神の大黒天で、この寺院には仏神の大黒天が安置されています。五番目に向かったのは、毘沙門天が安置されている龍光院です。毘沙門天は民衆に勇気や決断力を与え、財福を授ける福神として広く信仰されています。六番目は、布袋尊が祀られている深川稲荷神社です。布袋尊は清廉潔白、大気度量を授ける福神で広く信仰されています。そして、最後に向かったのが、深川で創立の最も古い深川神明宮です。ここには、人に延命長寿の福徳を授ける養老神が安置されています。
 
 約三時間で深川の七福神巡りを終え、万歩計を見ると、1万3千歩になっていました。幾らか疲れを覚えましたが、一年の始めの「江戸東京歴史散策」と「フレイル防止活動」として満足感を得られ、充実した一日となりました。






【活動区分:江戸東京歴史散歩の会

Copyright(c) 2015 公益社団法人 日本産業退職者協会 All Rights Reserved.
ページ上部
へ戻る